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- 登園してはいけない病気
保育圏は、乳幼児が長時間生活を共にする場所です。登園に関して以下の配慮をお願い致します。
① 園内で感染症の集団発症や流行に繋がらない事。
② 子どもの健康（身体）の状態が保育園での集団生活に適応できる状態に回復している事。
A.医師が記入した診断書（治癒証明書）が必要な感染症
| 病名 | 感染しやすい期間 | 登圃のめやす |
|---|---|---|
| 麻疹（はしか） | 発症1週間から 発疹出現後4日後まで |
解熱後3日を経過してから |
| 3日はしか | 発疹がなくなるまで | |
| 風疹 | 発症出現の数日前から 後5日程までが感染力が強い |
発疹が消失してから |
| 水痘（水ぼうそう） | 発疹2日前から かさぶたになるまで |
全ての発疹が かさぶたになってから |
| 流行性耳下腺炎（おたふくかぜ） | 発症2日前から 耳下腺炎腫張後5日後まで |
耳下腺炎腫張が消失してから |
| 結核 | 感染の恐れがなくなってから | |
| 咽頭結膜熱（ブール熱） | 急性期の数日間 | 主な症状が消え2日経過してから |
| 流行性結膜炎 | 急性期の数日間 | 感染力が非常に強い為 結膜炎の症状が消失してから |
| 百日咳 | 抗菌剤を服用しない場合 咳出現後2週間を経過するまで |
特有の咳が消失し 全身症状が良好である事。 抗菌剤を5日間服用。 医者の指示に従う |
| 腸管出血性大腸菌感染症 （O157、O26、O111など） |
症状が治り、かつ抗菌剤による治療が終了し48時間あけて連続2回の検便によっていずれも菌陰性が確認されてから | |
| 帯状疱疹（ヘルペス） | 水痘を形成している期間 | 水痘と同様 |
B.完治したら登園可能な感染症
| 病名 | 感染しやすい期間 | 登園のめやす |
|---|---|---|
| 溶連菌感染症 | 適切な抗菌薬を 開始する前と開始後1〜2日後 |
抗菌薬内服24時間経過している事と症状が治まっている事 |
| マイコプラズマ肺炎 | 適切な抗菌薬を 開始前と開始後数日 |
発熱や激しい咳が治まっている事 |
| 手足口病 | 急性期の数日間 | 発熱、重症の口内炎がなく 普段の食事が出来る事 |
| 伝染性紅斑（リンゴ病） | 発疹出現前の1週間 | 全身状態の良い事 |
| 感染性胃腸炎 （ノロ、ロタ、アデノなど） |
症状のある間と、症状が消失後1週間（量は減少していくが、数週間はウイルスを排出していくが、数週間はウイルスを排出するので注意が必要） | 嘔吐、下痢などの症状が治まり、普段通り食事が出来る事 |
| ヘルパンギーナ | 急性期の数日間 | 発熱、重症の口内炎がなく 普段通りの食事が出来る事 |
| RSウイルス | 呼吸症状のある間 | 重篤な呼吸器症状が消失し 全身状態が良い事 |
| インフルエンザ | 解熱した後3日を経過するまで | |
| 突発性発疹 | 解熱し全身状態が良好 | |
| とびひ | 湿潤な発疹が有る期間 | 発疹が乾燥しているか湿潤部位が覆える程度のもの |
| 水いぼ | 浸出液が出ている時は覆う事 | |
| 頭しらみ症 | 発症から駆除開始し数日間 | 駆除を開始している事 |
